我が街たまプラーザ物語②・・・96年秋
2010年10月16日 tag:
私とたまプラーザとの初めての出会い。それは96年の総選挙の時だった。
衆院選ではじめて小選挙区制が導入された96年の選挙。私は、総理秘書官として、当時、「龍さまあ!」「橋龍!」と大人気だった橋本首相と全国を遊説で駆け回っていた。実に12日間の選挙戦で全国110か所を訪れたことを今でも覚えている。
そして、選挙戦後半に訪れたたまプラーザ駅前。当時の自民党候補者の街頭演説には4000人を超える聴衆が集まっていたが、私は、散々聞きあきていた総理の応援演説を背中に、思わず「きれいな街だなあ」と、その周辺を散歩して歩いたのだ。
総理秘書官としては、職務放棄?でほめられたものではないが、それほど、秋のさわやかな晴天の下、おしゃれなパン屋さんやケーキ屋さん、緑あふれる街の佇まいに魅了された。そして、いつかこんな街に住んでみたい、そう思ったのだ。
Copyright(C) Kenji Eda All Rights Reserved.