日銀がやっと重い腰を・・・FRBの動向注視
2010年10月 6日 tag:
やっと今日の政策決定会合で、日銀が更なる金融緩和策を打ち出した。我々みんなの党が、口酸っぱく訴えてきた方向と基本的に合致するもので評価したい。
特に、実質ゼロ金利、買い取り資産の対象をCPやREIT、ETF等に拡大し「異例な対応」をしたことは良しとしよう。
ただ、基金規模5兆円と、30兆円のデフレギャップ解消にはほど遠く、また、1%の物価上昇まで緩和策を続けるという表現はあるが、期限をきった物価安定目標の設定という観点からは生ぬるい。
こうした対策を受けても円は83円台を脱け出せない。今後のFRBの緩和策次第では、また円高が進む懸念もある。引き続き、我々は積極的な経済金融政策の運営を提言していく。
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