民主党はいつもこうだ。場当たり的で思いつきの政策を打ち出しては、その結末は、尻すぼみ、うやむや、腰砕け。
やんばダムの廃止は威勢よく打ち出すが、今はうやむや。廃止手続きも正式にとられていない。普天間基地の県外、海外移設は言うが、最後は元も木阿弥に。今回の尖閣問題でも、船長以下を逮捕しながら、その覚悟もなく、中国の圧力に腰砕け。今後の収拾策もない。
ことほど左様に、いつもこの体たらく。これは、一人一人の政治家の資質や個別の案件の適否以前の、民主党政権の構造的欠陥なのだ。理念も戦略も定見もない、こうした政権は一刻も早くお暇願いたい。