存在の堪えられない軽さ・・・鳩山首相
2010年5月23日 tag:
実は、鳩山由紀夫氏にこの言葉を贈るのは二度目である。最初は、2002年秋、民主党の代表選の論功行賞で、中野寛成氏を幹事長に登用した後の迷走ぶりをこう評した。このときは、時をおかず代表辞任に至った。
しかし、今回の普天間の迷走は、その次元をはるかに超える。「迷走」では言い尽くせないほどの「存在の堪えられない軽さ」。ここまで沖縄県民の心を弄び、愚弄しておいて、よくぞ「辺野古近辺」という案を携え沖縄を訪問できたものだ。その無神経さと人間的ないい加減さに、憤りを超えて言葉が出ない。
「神輿は軽くてパーが良い」と、小沢一郎氏が言ったかどうかはわからないが、一国の総理がこうして決まる今の日本の政治システム。根本から変えないと日本は確実に滅びる。改めて思いを新たにした。
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