ほら、言ったとおりでしょ!・・・郵政財投復活
2010年4月 2日 tag:
郵貯・簡保の300兆円にのぼる資金を今後どう運用するか。案の定、原口大臣は、「郵政改革に関する閣僚懇談会」に、海外や国内のインフラ整備等に投資する案を提示した。
私は、「郵政国営化への道・・・(2)政官一体で300兆円を利権化?」http://www.eda-k.net/column/week/2009/11/20091109.htmlに書いたように、日本郵政のツートップに元大蔵官僚を起用した時から、このことを想定していた。美名や大義名分をつけて、300兆円ものお金は絶対に民間には流さない、政治家や官僚の利権にし食い物にする。やっぱり、そういう固い意思の表れだったわけだ。やれやれ。
その能力のない者に運用を任せると、それがどんな悲劇的な結末を迎えるかは、道路公団の例をひくまでもない。結局、40兆円の借金が雪だるま式に積み上がった。加えて、民主党の「ばらまき」を支える原資にするため、膨大な国債も引き続き引き受ける。
これも20年以上前の旧い旧い政治の再来、「財投復古政治」だ。あ~あ。
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