自分だけ良い子ちゃん症候群
2010年3月 7日 tag：
またぞろ自民党内で、私のいう「自分だけ良い子ちゃん症候群」が起きているらしい。口々に新党結成を口にし、勉強会を開く。そう、民主党が勝手にこけてくれているのに、一向に自民党の支持率が上がらないからだ。
こうした現象には「もう、うんざりだ」というのが国民の率直な思いだろう。選挙の時は自民党という大きな看板で戦っておきながら、選挙が終われば、「自分だけは違う、こんな旧態然とした自民党とは違うんだ」と対外的に誇示したい。日頃はぬくぬくと「寄らば大樹の陰」をやっておきながら、口先だけで何を言おうと誰も信じやしない。
だから私は、こうした動きについて聞かれるたびに「まずは行動（離党）を。それがなければ始まらない」と答えている。リスクをとれる政治家、肝を括れる政治家にしか、政界再編や新党を語る資格はない。
