江田けんじ 衆議院議員 神奈川8区選出(横浜市青葉区・緑区・都筑区)

　小沢不起訴。刑事責任は検察が「法と証拠」に基づき判断した結果だから、どうこう言うつもりはない。しかし、その政治的道義的責任は別で、それは国会で明らかにされるべきである。

　難しく考える必要はない。政治家として、自分の秘書が二人も三人も逮捕され起訴された場合、どう身を処すべきか、私を含むすべての政治家が自問自答すべき問題だ。

　人に問うなら、その前に「江田けんじ」の「倫理観」を明らかすることが必要だろう。私の場合、自分の政治活動に関し、秘書が二人も三人も逮捕され起訴されたら、その時に就いているポスト（政府であれ党であれ）は即刻辞任するのは当然のこと、議員も辞職する。ポストや議員を続ける前提、国民の信頼が決定的に欠如することになるからだ。

　今回、小沢氏が言葉では「責任を感じる」と言いながら、なんら公的な責任をとらないのであれば、いずれ国民が審判を下すであろう。