みんなの党、公明党と連携?
2010年2月20日 tag:
昨日来、公明党の幹事長が記者会見をした結果が報道されている(私には取材なし)。
その内容は、我々みんなの党と「政策面で連携、選挙協力は否定」というものだ。誤解なきよう、ここで我々の立場をはっきりさせておきたい。
我々みんなの党は、昨年秋、理想形の公務員制度改革法案を議員立法して、公明党に限らず、民主党、自民党他各党各会派に共同提出を呼び掛けてきた。しかし、現実問題、民主も自民も公務員組合や霞が関をバックにしており、我々の案に乗ることには極めて消極的だ。
そうした中で、先日の党首討論で山口公明党代表が鳩山首相から言質をとった「政治とカネ」を巡る政治資金規正法改正の各党協議会設置を前にして、同じように企業・団体献金の全面禁止を公約としているみんなの党に協力呼びかけがあったので、18日に幹事長・国体委員長会談を行った。
我々からは、「政治とカネ」だけでなく、党のレゾンデートル(存立根拠)である標記公務員制度改革も俎上にのせるなら、ということで協議開始を応諾した。それ以上でもそれ以下でもない。
我々は「アジェンダの政党」である。そこがブレルことは決してない。ただ、その実現のためには、議員数6名では法案提出すらできない(20名必要)現実の前で、自らの政策、法案の実現のため、どこの政党会派であれ、政策本位に、その限りにおいて連携するのは、むしろ当然の帰結であると考えている。
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