補正予算には渋々賛成
2010年1月29日 tag:
09年度の第二次補正予算が成立した。我々「みんなの党」は「ないよりはまし」という消極的理由で渋々賛成した。
とにかく新味がない。麻生政権時代の補正予算から2.9兆円を削りながら、その焼き直しが多い。政権交代したのだから意地になって見直したという感じだ。
おまけに、地方交付税減の3兆円補てんや雇用保険への3500億円の繰入れ等、当面の景気には効かない費目もある。結果的にGDPはなんと0.1%減となる。現下の景気情勢からして何たることか。
この鳩山政権は、基本的に「経済」というものがわかっていない。だから処方箋が書けない。「乗数効果」と「消費性向」の違いさえわからない大臣では、「さもありなん」である。
Copyright(C) Kenji Eda All Rights Reserved.