小沢一郎という政治家の「人生の帳尻合わせ」
2010年1月16日 tag:
理屈屋の江田が、一つだけ、理屈を超えたことを言うのをお許しいただきたい。それは、人生には必ず最後に「帳尻合わせ」が来るというものだ。
人生、誰しも良い時もあれば悪い時もある。しかし、最終的には誰しも、その「徳」に応じて帳尻が合うようになっている。「神の見えざる手」だ。私は、自戒をこめて、そう信じている。
小沢一郎という政治家も、はたから見れば絶頂期だったろう。しかし私は、こういう人に決して良い結末はないと、政治家としても、人としても思ってきた。 『男は40歳を過ぎたら、自分の顔に責任を持て』という。あの「顔」をみればわかる(これも理不尽は承知)。今回の秘書軍団逮捕は、その序の口だろう。
金丸信氏の子分で、自民党旧経世会のDNAを色濃く引き継ぐ政治家・小沢一郎。そういう人に頼らざるを得ない民主党の不甲斐なさ。何が「平成の無血革命」だ。
そうじゃないと言うなら、まずは小沢氏本人が国民に明確に説明すること。それを小沢氏が拒んだら、鳩山さんが民主党の代表として、党の自浄作用をしっかり果たすこと。それさえできないというなら、我々「みんなの党」も、国会で真相解明に乗り出すしかない。
何度も言う。本当はそんなことをやっている場合ではないのだ。
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