確かに鳩山外交は上々の滑り出しだが、メディアが絶賛するほどの外交なのか?
日米首脳会談は、たった35分の会談で通訳抜きで正味20分では、まずは首脳同士の信頼関係構築しかできない。
誰がやっても、具体的な問題には踏み込めず、日米同盟強化など当たり障りにない話しかできないのは当然だ。
勝負は11月のオバマ来日時の会談となる。
温室効果ガスの25%削減は、確かに国際社会からは絶賛されるだろうが、その後に具体的な削減方法を国内官庁に指示するようでは「政治的リアリズム」がないと言われてもしょうがない。
10年後に鳩山政権が続いているわけでもない。
その意気や良しで是非言ったとおり実現してほしいが、やたら政権交代の高揚感からか手形ばかり切っているようで、心配してしまうのは私だけであろうか
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