鳩山辞任で、また、選挙までの政局「多元方程式」にもう一つの方程式が増えた。
新党も総裁選出馬も、今は本人は否定しているが、当然あり得る。
今回の辞任はその布石との見方もあるくらいだ。
麻生政権へのダメージは、もちろん計り知れない。
だから今は選挙はできない。よって麻生主導で解散を打つとしたら、サミット後即しかなくなった。
それ以上延びれば、こんどは「麻生降ろし」がやってくる。
都議選(7月12日)敗北必定だからだ。
その場合は四度目の総裁選となる。
だとすれば、麻生首相の解散宣言はサミット中の内政懇(記者懇10日)だろう。
ここで一気に流れをつくって、8月上旬選挙。
都議選前の宣言で、「麻生降ろし封じ」という批判もされなくてすむ。
解散を宣言した総理はさすがに変えられない。
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