この金融危機に、麻生首相は日本でG8サミットを、と勇んではみてみたものの、欧米諸国から相手にされず、結局、ブッシュ・サルコジ連合軍の軍門に下って米国で開催することに。
一般国民は、このことがどんなに屈辱的なことか理解できないかもしれないが、通常、今年の1月~12月までは、日本がG8の議長国であり、何か「すわ一大事」が起これば、日本で会議を主催するのが常識なのだ。
金融危機の発端国でお願いする立場の、しかもレームダックのブッシュ大統領が主催するなど論外だ。
いつもながらの日本外交の敗北と、一年もたない日本の首相への信認のなさが招いた結果だ。
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