動画
2013年8月6日(火)、幹事長定例会見を開きました。
2013年8月6日江田憲司幹事長定例記者会見YouTube
今日の役員会では引き続き党改革について議論いたしました。最初に候補者の公認手続きの明確化について私から案を出しまして非常に建設的な意見が出ましたので、それを踏まえた上で且つ公認手続きの問題については地方議員等々からも色んな意見、要望が上がっております。
例えば候補者選定の時には必ず地元の地方議員の了承を取ってくれとか、しっかりと情報を共有してくれというような意見書も出てきておりますので、これは早い段階で地方議員全国からご参集頂き、選挙の総括というのもしなければならないということで、柴田組織委員長を通じて事務局で日程調整をしているところであります。
こういった党の所属議員や地方議員や地方組織そういった方々の意見も反映させる形で、この公職の候補者の公認手続きについて、しっかりと明確化を図って参りたいと、民主的な公認手続きにして参りたいというのが一点であります。
二点目は、柴田組織委員長から地方組織の在り方、他党では都道府県連といわれるような組織が今現在あまり無いというのが、一部例外を除きまして組織としてあまり確立されてないという所があります。これは次の統一地方選挙、国政選挙に向けて、今回の選挙の総括になりますけど色んな問題点は、この都道府県連が整備されてないというところにもあったという反省もありますので統一的な方針に基づいて、地方組織の設置を促進していきたいという提案が柴田組織委員長からありました。これにつきましても叩き台中の叩き台ということで、これこそ地方の皆さんの声をしっかり聞いたうえで、改めてまた役員会にかけて議論をしたいということであります。
何れにせよ先週もこの場で申し上げた通り、党改革につきましては、まず党の役員会において叩き台というか素案をつくり役員の間で議論して合意した上でまとめ、その段階で逐次、両院総会を開いて全員参加の下で、承認を得ていくというプロセスが決まっております。
昨日はご案内のようにその第一弾として政治資金の支出決済手続きの明確化等について、これも非常に有益な議論を経て、大筋了承されました。これにつきましても、中西健治財務委員長今日から正式に役員会メンバーとなりましたので財務委員会というものを早急に組織して委員の皆さんの意見も聞きながら、気のかかった案の更なるブラッシュアップというか文言調整をして参りたいという報告もありました。
冒頭代表からの発言は皆さんへご案内の通りでありまして、明日2時からの両議員総会で人事案という物が提示をされるという事であります。その場で所属議員の意見というものがこれは規約上、両議員総会の承認という事になっております。そこで議論がされるという事になっているという事をご報告を致します。私からは以上です。
Q:今お話にあった人事の関係なんですが、多少失礼な聞き方になるかもしれませんが、幹事長の交代有りや無しやと言われたけれども、明日の両議員総会で幹事長の交代する案が提出された場合、幹事長ご自身としてそれは受け入れられるものなんでしょうか?
そういうまだ提示もされていない様な案件について、私が今コメントする様な立場にはありません。
Q:関連なんですけれども、党改革が緒に付いた段階で人事を新しくしようという代表の意向ということについてはどう思われますか?
昨日の両院総会の最後の引取というか、代表のご発言そしてそれを会長が受けて、明日の両院総会を開催という事になった訳ですが、その代表のご発言というのは私も横で聞いておりましたけれども、予てから代表が仰っている総務委員長、国民運動委員長、今規約にあるポストでありながら空白、空席だった所を補充すると、更には代表が仰ってる様ですが広く役職を公募して何人か意見を寄せられているので、その職についてもですね、提示をしたいという様なお話でしたので、そういった人事案が明日の両議員総会では議題となり提示をされるのだろうという風に思っております。
Q:幹事長のご理解としては、大幅刷新という事でなく単なる追加という事なんでしょうか?
代表自身の言葉が執行部の拡充強化という事だったと思いますね、その意味する所は私が今申し上げた以上の物では無いと私は理解をしておりますし、それは江口会長の理解であるという事は申し添えたいと思います。
Q:両院総会の承認と規約にありますが、承認というのが幹事長の見解だと何をもって承認なんでしょうか?
承認というのは承認ですよね。両院総会で何れにせよ所属議員の定足数を満たした上で議決をされるという様な方式が想定されてますけれどもね。それは、望むらくはやっぱり両院総会、総意で承認するというのが一番望むべき話だと思いますね。
Q:昨日代表は全会一致異論なく信任を得たといえばいいのでしょうか、両院総会ではその様な形になりました。まずその所属議員が増えたとはいえ、このタイミングでその代表が信任を得たという意義をどういう風に捉えていますか?
それは、我々はびっくりしましたね、正直言って両院総会で代表の責任を問う声とかですね、批判がでた訳では一切ありませんでしたので。最後そういうご発言があった事については皆さん一様にびっくりされた様でありますが、何れにせよ我々所属議員として今代表を変えようなんて人は一人もいない訳で、信任して頂けますか?と仰られるなら、それは信任を致しますという結論しかないんですよ。
だから、今任期中でもあるし、代表選を実施するタイミングでもなく、且つ所属議員から代表批判等の意見も一切出ませんでしたから、念の為の一応確認だと理解しております。
Q:全会一致の総意という形で、両院総会で意見を言い合う事はあっても決で賛否が分かれたケースは今まであまりなかったと思うんですが?
両院総会で人事案が勝ったというのは例の選対委員長の時で、私も出席が出来なかった訳ですが、あの時はいろんな意見が出たと聞いてまして、最終的には三役に差し戻しとなったという実例が御座います。
Q:今回も幅がどうなるか、どんなものが出てくるかとかは明日にならないと分からないんですが、党の所属議員数が三倍にも増えたこの現状で、両院総会の承認というのは全会一致が望ましいということでしょうか?
やはり、代表が人事権者として提案される事については全会一致が望ましいですよ。挙党一致でこれから我々の目指す政治を実現させて行く為には一番望ましいですよね。
ただそこは私がどうこういうよりも、所属議員の皆さんがそれぞれ意見が御有りになる方もいらっしゃるかもしれませんから、そこは両院総会で自由闊達な議論が出る事を私は否定するものではありません。
Q:昨晩、民主・維新・みんなの若手議員で集会があり、そこで行革などについての勉強会をするという事でした。各社報道されて出席者も認めているんですが、これについてはどうお考えでしょうか?それと、以前幹事長が選挙の投開票日に野党の幹事長と三人でお会いした事、代表が報告がないと批判された経緯があるが、今回の他党との接触について出席者というのは代表に報告すべきなんでしょうか?
私は、昨晩の会合については何ら聞いてませんから、そういう性格のものかどういう中身が決まったのか全く承知してないので、とてもコメントする様な状況でないと。その上でいうと、勉強会や議員連盟というのは悪い言い方すると掃いて捨てるほどある訳で、それは超党派で色んな議員連盟だって勉強会だっていっぱいある訳ですよね。
また続々と出てくるような状況ですから、そう言った基本的にそういう意味での勉強会を超党派・議員連合作るという事に対しては基本的に自由だと思ってます。
ただ本件については何ら報告もありませんし、性格も分かりませんからコメントは出来ません。
Q:例の麻生副総理発言について、与党側が今日の午前の国対委員長会談で審議をしませんという立場を取っているようですが、これについては?
これは言語道断な発言だと思いますね。私も逐次、文言を起こした記事を読ませて頂きましたが、どう読んでも真意はナチスドイツがやった様な国民が知らないうちに憲法を改正してた様な、手口に学べと仰ってるしか私は読み取れないので、これは大変重大な言語道断な発言だと思うし、国際的なリパーカッションというか反発というのも極めて強い物があると思いますので、安倍総理の任命責任でもあり、ご本人の市雄版の責任でありますから、出処・進退をしっかり副総理、総理までやられた方ですからね。ご判断をされたらいいんじゃないでしょうか。
いずれにせよこの問題につきましては、国対委員長ベースで何らかの声明を出そうという事で、今文言調整をしていますので、それが決まりましたらどのレベルで声明を出すのかという事になって行くだろうと思います。
我々としては是非、予算委員会でも開いて、麻生副総理のご発言について真意を問い質す審議をしたかったが、与党自民党は応じる気配が全くないという事ですので、しょうがありません。そういった形での非難声明と責任を追及する声明という物を、中身とした物を早急にまとめて出したいと思います。
Q:先程あった、若手の会合と関連するかもしれないが、先週維新の会の松野幹事長から民主とみんなに対して行革のプロジェクトチームを設置しようという提案があったと思うが、これに関しては?
これについては松野さんには政調会長ベースで話をしてくれと。という事で政調会長の所に話が来たようです。そこで公共事業の無駄の解消とか、行革関連という事ですので、我が党では佐藤正夫衆議院議員が無駄使い撲滅のプロジェクトチームというのを主宰してますので、そこで揉んでもらおうと。どういうやり方が良いのか。どういうレベルまで上げたらいいのか。どういうスキムでやればいいのかというのを議論して頂いて対応を決めて行こうという事に、今日の役員会では決まりました。
Q:昨日、政府の社会保障制度の国民会議。最終報告書に民主党の主張が全く反映されなかったとして、三党の実務者協議から離脱する事を決めたんですが、一方三党合意は遵守するとして、税の方の実務者協議は続ける等、消費増税のスタンスは変えないんですけど、今回のこの対応はどの様に?
三党合意については我々、埒外ですのでそういう内輪の喧嘩には一々コメントする必要はないと思いますよ。我が党が。
Copyright(C) Kenji Eda All Rights Reserved.