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本当のこと聞きたいなら江田けんじ/目からウロコの政治講座#18・・・国葬 原点に立ち返って考えてみよう
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本当のこと聞きたいなら江田けんじ/目からウロコの政治講座#18・・・国葬 原点に立ち返って考えてみよう
今回のテーマは「安倍元首相の国葬」について。安倍元首相の業績への評価、他の首相経験者の葬儀との権衡等々はあえて触れていません。あくまでこの問題の本質論を見極めたいという思いです。
「国葬」は、国(政府ではない!政府主催なら「内閣葬」)が喪主となり、国民の税金を使い執り行われる葬儀である以上、
①国権(三権)の一つでしかない政府(内閣)が、時々の恣意的な判断で決めてはならないこと。
②少なくとも「国権の最高機関」であり「国民の代表」である国会が決めることが不可欠であること。
③実際の国葬の実行は、事実上、政府(内閣)とならざるを得ないが、だからこそ、そのための「授権」、すなわち、国会の制定する法律(少なくとも国会決議)が必要となること。
④岸田政権は、内閣府設置法をその根拠とするが、こうした「組織法」「所掌事務の配分」をその主旨とする規定を援用することは「解釈権の逸脱」であり、何よりもそこに何ら「国葬の基準」が明定されていないことが最大の問題であること。
⑤いずれにせよ、吉田元首相の国葬時にも国会で政府も答弁しているとおり、立法府(国会)は、戦前の「国葬令」に代わる「国葬を実施する場合の基準を定める法律」を制定すべきである。
私の政府への質問主意書はこちら。
http://www.eda-k.net/cat46/202208/20220818z.html
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