ダイヤモンド・プリンセス号に出入りする人の感染防止策に関する質問主意書を提出しました。(2/25)
2020年2月25日 事務所からのお知らせ | 国会活動 | 活動報告 tag: 新型コロナウイルス , 質問主意書
「ダイヤモンド・プリンセス号に出入りする人の感染防止策に関する質問主意書」
ダイヤモンド・プリンセス号には、様々な職種の方々が、それぞれの目的をもって出入りしてきた。その感染防止策について、以下、質問する。
一 如何なる目的であるかにかかわらず、これまでにダイヤモンド・プリンセス号に出入りしたすべての人々について、その職種(医療従事者、検疫官、一般政府職員、自衛隊員、物資搬入・搬出要員等)ごとに、実行してきた感染防止策(マスク、手袋、ゴーグル、防護服の着用の有無等)を具体的に示されたい。
二 自衛隊員はこれまで、クルーズ船への食料や日用品の搬入のための業務に従事してきたと聞くが、船内に出入りする際に防護服は着ているのか。着ていないなら感染防止策として充分ではないのではないか。
また、派遣されたのはどの部隊か。人員確保上、部隊をローテーションして業務に従事させているのであれば、業務終了後の部隊員の非感染をどう担保しているのか。
三 船内で情報を収集し、連絡する業務などを行っていた政府職員二名の感染が確認されたが、この二人の感染防止策はどうしていたのか。感染した二人の検疫官はどうだったか。マスクと手袋のみではなかったのか。感染者が出た以上、防止策として充分ではなかったと考えるが、今後、船内に出入りする政府職員、検疫官についてどういう感染防止策をとる考えか。
四 数日ごとに外洋に出て、し尿等の汚水を処理していたといわれるクルーズ船は、現在、横浜港に停泊したままだ。新型コロナウイルスは「糞便」からの感染も伝えられているところ、この「し尿処理」は現在、どう行っているのか。何らかの方法で行っているのであれば、そのし尿が漏れたり、噴出する可能性はないのか。
五 クルーズ船への物資の搬入やゴミ等の搬出等に、地元港湾関係者、民間の方々が尽力しているにもかかわらず、政府から、感染や船内の状況、乗客下船等の情報が迅速に提供されず、大黒ふ頭の現場では混乱が生じ、不安が募っているという。こうした民間関係者への連絡方法、連携体制はどうなっているのか。
右質問する。
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