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2014年8月26日(火)、代表記者会見を開きました。
【代表会見(2014年8月26日)】
真山勇一報道局長も同席
・広島の土砂災害について
・災害時の野党の役割、初動の検証について
・記者団との質疑応答
⇒維新の会との合流の進捗について
⇒橋下代表の次期衆院出馬について
(小沢一郎生活の党代表の発言を受けて)
など
<全文書き起こし>
(真山報道局長)
代表定例会見、行いたいと思います。よろしくお願いいたします。
(江田代表)
皆様、お疲れ様でございます。
広島の土砂災害について
広島の土砂災害で多くの方が亡くなられました。心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げたいと思います。
これはいつも歯がゆさを感じるのですが、野党にはこういった災害対応のための権限もお金もございません。そういう中でどういう役割を果たせるのかと、常に自問自答するわけですが、まずは人命の救助、躬行に権限を持つ者が全力をあげていただきたい。まだまだ安否の確認もされていないような行方不明の方々も大勢おられますので、政府・地方公共団体の関係者、権限をお持ちの方が、まずは全力をあげていただきたいと思います。
災害時の野党の役割、初動の検証について
その上で野党として何が出来るかと、落ち着いたらそういう人命救助や復旧の足手まといにならない形でしっかり被災地の状況を把握したいと思いますし、被災者の皆様のご要望もお聞きをしたいと思います。
結いの党単独でやるのか、維新との共同でやるのか、更には災害特とかいろいろな国会の組織を通じてやるのか、一番いいやり方を考えたいと思いますけれども、いずれにせよそうした中で被災地が一日も早く復旧するように、法律の改正も含め、政府も検討されているようでございますので、野党としてしっかりとニーズを把握した上で物も言っていきたいと思います。
その上で今回の災害対応、初動も含めて適切であったのかどうか、災害が発生する前のいろいろな災害への準備対応に怠りがなかったのかどうかという点はしっかり検証した上で、次につなげていくということは大切だと思います。
まずは、何度も言いますが、こういう時は、災害対応、危機管理、あるいは安全保障というのは一義的には選挙で選ばれた政権、そこが権限財源等々手段を持っている訳ですから、ある意味で国民の選択としてそういう方々に委ねたということですから、まずはそこで遺漏なきよう全力をあげていただきたいと。その上で野党としてはタイミングをみて、適切な時期にしっかりと被災者の要望も聞き、然るべき対応も考えていくと。法律改正も含めて、国会の場で議論をしていくということが大事だと思います。
私からは以上ございますが、なにかご質問があればお受けいたします。
<記者団との質疑応答>
Q:毎回同じような質問になりますが、維新との合流に関しては今どういう状況であるのか、具体的に教えていただければと思います。
A:今はつかさつかさでお互いが議論を戦わせているという状況ですから、少なくとも8月一杯までは忌憚のない意見をしていただきたい。
我々結いの党も維新の会も、大政党に属することなく、寄らば大樹の陰をよしとしないメンバーで小なりと言えども政党を立ち上げている訳で、そこに強烈なこだわりがなければこういった政党も結成しなかったわけです。そういう意味ではこうした2つの党が合流新党結成となれば、いろいろな課題、いろいろな問題、いろいろな議論があることは当たり前の話ですから、そこは徹底的に、メディアの皆さんに合流が難航していると言われようが、どれとどれが齟齬があろうと言われようが、そんなことは関係ありませんので、より良い新党を作って、何度も言いますが二度と離婚はしない、しっかりと新党としての、組織としての最大限の成果があげられるようなマネージメント、ガバナンスを確立した新しい政党、そしてやはり国民の皆さんに期待していただけるような政策的な売れ筋商品というものをしっかり安倍自民党とは違う、違いの分かるエッジの立った売れ筋商品というものを揃えて、それでお店の場合は消費者ですけれども、政治の場合は有権者の皆さんに選択をしていっていただくということが大事なので。
そういう目標に常に立ち返っていけば、原点に立ち戻っていけば、自ずから議論は収束していく。どうしても収束しないというのであれば、最後はやむを得ませんのでトップ同士で会談をして決着をさせるということですね。ですから今、とにかくいろいろな議論を、いろいろなつかさつかさでやっているという状況ですね。それで結構だと思います。
Q:昨日、生活の党の小沢代表が、BSの番組の中で結党大会で橋下代表が次の選挙に出るというぐらいのことを表明するくらいしないとインパクトがないというか、野党第2党としてそれぐらいの気持ちでやったほうがいいのではないかという意見を言ったのですが、橋下氏の次の衆議院選への出馬ということに関して江田代表はどう思われたでしょうか。
A:小沢さんが何を言われるのは勝手ですから、それはあえてコメントしませんが、何度も私は申し上げているとおり、焦眉の急というか喫緊の課題は維新の原点である大阪都構想の実現ですからね。それはもう橋下さんにせよ松井さんにせよ、それが当面の最大の課題ですから、それを置き去りにしてまで国政に出ようという気はさらさらないと思います。
ですからここで何度も言ってますように、大阪都構想を是非実現をしていただいて、それを引き下げて是非国政には出てきていただきたいということですね。
ただ、ご承知のように今、大変大阪都構想を巡る状況には厳しいものがございますから、これは我々友党としてもしっかりシェアをしながら是非とも都構想を実現していただくということが一番大事なことではないでしょうか。
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