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江田けんじ 衆議院議員 神奈川8区選出(横浜市青葉区・緑区・都筑区)

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代表記者会見(4/15)

2014年4月15日 動画 | 国会活動 | 活動報告 tag:

2014年4月15日(火)、代表記者会見を開きました。

【代表会見(2014年4月15日)】

<<内容>>
・国会議員歳費カットについて

<<記者団との質疑応答>>
⇒鹿児島補選について
⇒みんなの党の新しい執行部について
⇒維新の会石原共同代表との会談について
⇒みんなの党から送りつけられた調査票について
など


<<全文書き起こし>>

国会議員歳費カットについて

会見を始めさせていただきます。


先週申し上げましたが、国会議員歳費カット、これは従来2割ということでやってきたと思いますが、これは今、議員運営委員会の方で議論中ということでございます。我々は先週申し上げたとおり、選挙の公約でも従来の主張でも3割カットということでございますので、議院運営委員会で議論がまとまらないような場合は、3割カットの議員立法を維新さんにも呼びかけて、国会の方に提出をしようと思います。


私の方からは以上でございます。


<<記者団との質疑応答>>

Q:鹿児島補選が今日告示されましたけれども、改めて今回の補選の意義、位置づけと、勝利すれば野党共闘という意味では大きなバネになるかと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。

A:本日、補選スタートいたしましたが、従来から申し上げている通り、政治とカネの問題、重要ではございますけれども、何よりも国民の生活、県民の生活に関わる景気、アベノミックスの成否というものが最大の焦点になるんだろうと思いますので、我が結いの党の訴えている既得権益を打破する改革、これはもう維新さんも、民主党さんとも超党派の勉強会を立ち上げてやっているようにですね、まさに成長戦略、第三の矢が飛んでいないという点をしっかりと選挙区のみなさまにもご理解をいただく。そしてそのカウンタープロポーザルとして、抜本的な規制改革で、新しい成長分野に新しい血を入れていくと、民間活力を導入していくと、こういった方策について、しっかり訴えられたらと思っております。


Q:本日、みんなの党の新しい執行部がスタートしましたけれども、それについて。

A:まず、新執行部には、徹底的な調査、過去にさかのぼって、こうした不明朗な資金運用、お金の問題を、ウミを出し切って欲しいと思いますね。昨年夏、我々結いの党のメンバー、当時みんなの党のメンバーとしてですね、こうした問題を両院総会まで開いて提起したんですけれども、今残っている方は、当時党改革に極めて消極的な方が多かった。

そういう意味では、汚名返上のためにも、過去にさかのぼって徹底的に調査をし、ウミを出し切るということが、党再生のためには必要なのではないかと。借入金の問題に限らず、政党助成金の運用のあり方、さらには立法事務費。こうした問題にも、我々は当時指摘をし、改善を求めたわけですから、昨年夏以降はちゃんとしておりますということではなく、8月以前の問題についても、多々問題があると思っておりますから、過去にさかのぼってウミを出し切って欲しいというのが一点でござます。

2点目は、政治路線の問題として、どっちつかずの曖昧戦略はやめてほしいと。どの政党であれ、我々の政策を飲んでくれるところとは連携するんだ、ということは聞こえはいいですよ。しかし、何も言っていないに等しい。

この政治の世界においては、やはり自らの政策を実現するためには、それなりの基盤づくり、枠組みづくりというものをしていかないと、なかなか国会では法律が通って、政策が実現するという訳にはいきませんね。

ですから、まず一つ重要なことは、これまで通り与党化を目指していくのか、自民党の補完勢力化していくのか、それとも自民党の補完勢力にはならない、与党化はしない、野党再編に積極的に踏み込むのか。こういった政治路線をはっきりさせていただかないとですね、我々としても連携等々考えようがないということですね。

ですから、公党として新執行部になった以上は、是非、野党再編に積極的に踏み込む結党の原点、みんなの党の結党宣言に書いてあるとおりですね、これは非自民勢力の結集だと、政治理念、基本政策を軸に政界再編をし、政権交代可能な一大勢力をつくっていくというのが、みんなの党の原点ですから、原点に戻るとおっしゃるのであれば、まさにその原点に戻っていただきたい。政界再編に積極的に踏み込む、自民党の補完勢力にはならない、与党化しないということを明言をしていただきたいという風に思いますね。


Q:浅尾新代表についてはどのように。

A:誰がどうこうという話ではなくて、まさにその2点について明確にしていただきたいということですね。それがみんなの党の生き延びる道ではないでしょうか。


Q:先日、石原共同代表と会談しましたが、野党再編の弾みになるという前向きなお考えでしょうか。

A:橋下徹さんからも、松野頼久さんからも、一度石原代表に会ってくださいと。石原代表の方が私と一度も会ったことがないと言うことをよく仰るので、ある意味で刺を抜くというか、そういうことでお会いをした。それ以上でも、それ以下でもないということです。

そういう意味では、いい会談ができたのかなというふうに思いますが、その場で何を決めたという訳では全くございません。これからも、これを機にいろいろ情報交換・意見交換をしていこうと。決まったとすればそれだけです。


Q:会談を踏まえて、野党再編を成し遂げる時期をどのようにお考えでしょうか。

A:全くスケジュール感を持っていません。何度も申し上げます通り、政治理念と基本政策の一致が大前提ですから、一致する方とは一緒にやるけれども、一致しない人とはやらないという、簡単な話ですから。

それが今まさに、政調会長ベースで61項目の大筋合意をし、今、維新さんの中でいろいろな考えを議論されていると聞いていますからね。それが多分、正式にうちの方に打ち返されてくる段階で、うちの党として議論して、また必要であれば打ち返してという作業を進めていくということが、当面の最大の課題でありまして、正に基本政策で一致させる作業をオンゴーイングしていると。その一致をした後に、次のステップがあるということですから、我々としてもいついつまでにどうこうしようという事を今想定している訳ではありません。


Q:あくまでも表敬訪問ということで、石原代表と平沼団長に初めて会われた率直な感想を伺いたいのですが。

A:終始議論が噛みあうというか、初めてお会いをして、意見交換という場としては良かったんじゃないでしょうか。


Q:冒頭の発言の確認ですが、議員歳費カット3割で妥結することは、ほぼ難しいと思うのですが、公明党さんが提案されているような何%かで、何らかの形で妥結するのに参加するというお考えは。

A:それは先週申し上げた方針通りで、まず我々のけじめとしては消費税3%増税という国民負担増を求めている時に、国会議員もしっかり痛みを負担をしていかないといけない、という意味では、我々も維新さんも3割カットというのが公約でありますので、そういう法案を出していくのが筋であろうと。

ただ各党協議という場がありますので、これも先週申し上げましたが、その上でギリギリ最低限従来の2割カットというものは継続していくべきだろう、と我々は考えています。ただ、それよりも遥かに負担をしないというご意見を持っておられる。特に自民党与党さんはそういうお考えのようですからね。現実問題、自民党が反対するようであれば実現できないわけですが。

やはり国民の皆さんに対する我々公党としてけじめとして、筋を通していくべきであろうということで、維新さんとも内々話をしているところであります。


Q:昨日のみんなの党の記者会見で、本来、今日調査結果を発表する予定だったのですが、それが遅れている理由の一つとして、他党、結いの党からの聞き取りが遅れているということを理由に挙げられたのですが、それについて実際に結いの党は協力しているということは以前伺ったのですが。

A:とっくに真山倫理委員長名で回答していますからね。人のせいにするのもいい加減にしろと。
自ら置かれている立場をもっとわきまえたほうがよろしいんじゃないでしょうか。この調査の仕方も何の一言もなく、説明もなく、一方的に調査票を送りつけるという、公党というか社会人のABCさえ知らないようなやり方でね。

非常に私は危惧しています、本当にこの調査、まともな調査を本当にやっているのかと。それもこれも全部みんなの党の責めに帰する話になるんでしょうからね。

加えて、すでに我々が真面目にそうであるにも関わらず、回答しているにも関わらず、そんなことを言っているとすれば、人のせいにする天才の党ですね、これは。自ら置かれている厳しい立場を全く認識していない。一体どんな調査がでてくるのだろうと、人ごとですけれど本当に危惧しています。

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