月刊テーミス 2007年5月号 掲載
公務員「新人材バンク」で利権争い勃発へ
~渡辺大臣は「天下り撤廃」を標榜するが
"お土産"なき官僚者などどの企業もいらない~
元通産官僚であり、橋本内閣時代の中央省庁再編をその秘書官として仕切った、江田憲司衆議院議員が語る。「天下りの本当の問題点は、(彼らを食わせるために)本来不必要な補助金や組織の維持などに、税金が無駄に使われていることだ。人材バンクを作っても、それを体のいい隠れ蓑にして、実際上は各省庁の影響力を行使し、天下りが温存されるだけだ。法律で一文『斡旋禁止』と書けばいい」
Copyright(C) Kenji Eda All Rights Reserved.