今週は、橋下徹大阪市長の永田町行脚がすごかったですね。報じられた通り、先の「大阪秋の陣」で平松前市長を応援した政党までが、幹部オールキャストで橋下さんを出迎えた。
まあこんな「橋下人気にあやかりたい」「次の衆院選で対抗馬を立てられたらたまらない」といった思惑で、手のひらを返したような対応をする国会議員の姿に、やっぱり政治家ってどうしようもない、情けないと思っておられる方が多いのではないでしょうか?
なに?じゃあ、お前らみんなの党はどうなんだ!「同じ穴のむじな」なんじゃないか!って?まあ、あまりムキになってこれに反論すると、また逆にすり寄っていると言われるのもシャクなんで本当は言いたくないんですが、我々と大阪維新の会は同根なんですよ、同根!つまり、根っこが同じってこと。民主や自民、公明等が「連携」とか「協力」と言っている次元とは違うんですよ。
じゃあ「根っこ」とは何か。それはお互いの政策を立案する時のブレーン、人脈が共通してるってことです。前にも書きましたが、堺屋太一さんは双方の後見役。こんど府市統合本部の顧問、参与になる上山信一慶応大教授、原英史政策工房社長は、私が代表を務める「脱藩官僚の会」の主要メンバー。古賀茂明さんも私の通産省時代の後輩です。
だから、大阪都構想を実現する法律案も公務員制度改革条例の立案も彼らがやっているんですから、必然的にみんなの党と維新の会がやることは同じになる。あえて「協力」だ「連携」だと言う必要はないんです。
というわけで、今週火曜日、橋下市長と松井府知事が来られた時に渡したのが「地方自治法等の改正案骨子」。もちろん、橋下氏ら維新の会とも事前に十分すり合わせた案です。その場で橋下さんからは「感謝に堪えない」「国の構造がひっくり返る話」「通らなければ地域主権を語る資格なし」「是非よろしくお願いしたい」との話があり、これからもお互い連携を図っていくことを改めて確認しました。
他の政党はやれ「作業チームで検討」だ「プロジェクトチーム」だなどと悠長なことを言ってますが。我々みんなの党は早速、この案をもって各党に働きかけますから、その本気度は一発でわかると言うもんですよ。そして、この「みんな・維新の合作法案」が通らなければ、いよいよこれを旗印に総選挙!面白くなりますよ!
(次回のデイリースポーツの掲載は来年1月13日(金)です)
デイリースポーツ 平成23年12月23日(金)発売号抜粋.pdf
参考 【動画】橋下徹大阪市長、松井一郎大阪府知事に大阪都実現のための法律案骨子を手交
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