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江田けんじ 衆議院議員 神奈川8区選出(横浜市青葉区・緑区・都筑区)

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目指せ!平成維新 Vol.38(11/18)

2011年11月19日 メディア情報 | 新聞・雑誌 tag:

 野田内閣の支持率下落が止まりませんね。最新の時事通信の調査で、支持が前月比6.7ポイント減の35.5%、不支持が同9.2ポイント増の36.0%となり、とうとう支持率と不支持率が逆転しました。

 まあ、私が予想した通りですね。おさらいすると、確かに政権発足当初は60%超と「ご祝儀相場」は出ますが、年末の予算編成の頃になると30%台、来年春の予算案が通る通らないの頃になると20%台前半、あるいはそれも割るかも、という予想でした。このまま行くと、また来年の夏前後には「4人目の総理」誕生でしょう。あ~あ、と言った感じですが、この「有言不実行」「官僚言いなり」の民主党政権を続けていく限り、この繰り返しですよ。

 支持率急落の理由は、やはり「どじょう宰相」で、人柄は良さそうだけどリーダーシップがない、汚泥の下に隠れてなかなか国民に説明責任を果たさない、発信力がない、といったところでしょうか。

 特に、TPP(環太平洋経済連携協定)をめぐっての政府・民主党内の混乱はひどかったですからね。野田総理の交渉に臨む腰が定まらない。APEC帰国後、なにやら米国と言った言わないの騒動が起こっているようですが、 本来、交渉参加の条件として、すべての品目、サービスについてテーブルの上に出すというのは当たり前の話。テーブルの上に全部出した上で、それをどう料理していくかというのが今後の交渉ですよ。

 その当然のTPPの参加条件を、なぜ野田総理が否定をしなければいけないのか。こんな反対派に配慮して「言わなかった」と言っているような弱腰では、 米国はじめ、参加国と丁々発止、国益を守る交渉なんてできやしませんよ。

 それにしても、反対派の大騒動は何だったのか。野田総理の「参加表明」の記者会見を聞いて、「すわ!離党か」と思っていると「ほっとした」。違和感を抱いた人も多いでしょうが、これが覚悟も信念もない反対派議員の正体なんですね。あのウルグアイラウンド交渉での6兆円のバラマキ予算のように、また、年末の予算編成でたらふく農業予算を分捕ろうという魂胆でしょう。「そうはさせじ」、今から野田総理にはクギを刺しておきたいですね。

 まあ、こんな民主党政権にTPP交渉なんて任せられるわけがない。その意味でも早く政権交代を実現すべきですね。

デイリースポーツ 平成23年11月18日(金)発売号抜粋.pdf

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