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江田けんじ 衆議院議員 神奈川8区選出(横浜市青葉区・緑区・都筑区)

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代表記者会見(5/27)

2014年5月27日 動画 | 国会活動 | 活動報告 tag:

2014年5月27日(火)、代表記者会見を開きました。

【代表会見(2014年5月27日)】

・毛呂 武史(逗子市議会議員)の入党について
・24日の橋下維新の会代表との会談について
・記者団との質疑応答
⇒橋下代表との会談について
⇒「自主憲法」について
⇒衆院の統一会派について
⇒集団的自衛権の15事例について
⇒集団的自衛権の集中審議(28日)について
⇒維新の会との政調会長会談について
など


<全文書き起こし>

はい、みなさま、お疲れさまです。

毛呂 武史(逗子市議会議員)の入党について

今日の役員会では、毛呂武史さん、逗子市議会議員・無所属、うちの推薦で当選をされましたが、本日めでたく結いの党入りということで、これで地方議員は47名となりました。 順調に地方議員の方も数が増えておりまして、大変喜ばしいと思っております。


24日の橋下維新の会代表との会談について

土曜日、京都で橋下徹維新の会代表と会談をいたしました。不本意ながら表に出てしまいましたんでね。まあしょうがない。


どういう内容であったかということは、すでにお話をしたところもありますけれども、繰り返して申し上げますと、これは急遽設定した会議ではなくて、既に設定された会議がたまたま維新の執行役員会に重なったということでありまして、ちょうどタイミング的に良かったので、それぞれの立場、状況というものをしっかりと顔を合わせながら披瀝をしあって、お互いの理解は100%成し遂げられたとは思いますが、自主憲法をめぐる点については、平行線に終わったということであります。


私からは以上でございます。


<<記者団との質疑応答>>

Q: その会談に関してなんですけれども、民主党の前原さんが同席されていたという報道もあるんですけれども、その事実関係を。


A: どうしてそういう話になるのかね。全く理解に苦しみます。


Q: 橋下さんと江田さんが会談されて、自主憲法を巡ってはなかなか折り合いが付かなかったというのが結果だと思うんですけれども、維新側はそれを下ろさずに交渉に臨むと言っていて、江田さんも飲めないと公の場で何度もおしゃっていますが、なかなかここは着地点に見い出しにくいところであるとは思いますが、今後、合流のプロセスが停滞してしまうのかなとも思うんですが、その辺の見通しはいかがでしょうか。


A: まあ、停滞云々はそもそも期限ありきでやっている訳ではないというのは、ここでもるる私が申し述べてきたわけで、かつ基本政策合意がなければ次のステップに行けないとも述べてきたわけで、そういう意味でこういうことは良くあることですよ。 ですから基本政策ですから、ここはうちもないがしろにできないと。 ですから先ほどですか。柿沢、浅田、両政調会長間で協議をした結果、お聞きするところ維新側から自主憲法制定を含む文言が提示をされ、我が結いの党としては、飲めません、前回通りの憲法改正による統治機構改革でお願いします、という話をして物別れに終わったと聞いてます。


Q: 今後、石原共同代表と具体的に話をするというのは進んでいるのでしょうか。


A: いや。 まず維新さんの中で土曜日決められた今後の色々なプロセスがあると聞いていますのでね、それが粛々と続いていくのではないでしょうか。 そういう進捗状況に応じて、ありとあらゆる協議の場は設けていかないといけないというふうに思います。


Q: 時間が前後してしまいますが、今日の役員会でも7項目についてお話になられたのでしょうか。


A: 先週の今日、うちの案として了承を得た案と、その後どこがどう違って何がもめているのかという話を報告して、憲法、第1項については自主憲法制定は100%飲めないということで打ち返したいと思いますということで、了承されました。


Q: その旨を政策協議で伝えたということでしょうか。

A: そういうことです


Q: 合流に向けてのプロセスの話ですが、読売新聞の報道でも合流が少し遅れると見越して、次善の策として衆議院の統一会派というのも検討課題として浮上しているという報道もあったのですが、それについては。


A: 従来から合流の前に統一会派を組んだらどうか、という意見があったことは事実ですが、これも今日の役員会で決定しましたけれど、今合流の話を進めている時にそういう話は止めようと。 いずれ合流に目鼻が付いたような段階で統一会派を組むことは排除しませんが、今は合流に向けて正にこういった話し合いを進めている時に、統一会派の話はするべきではないということでも一致しましたし、それは維新さんともそういう認識で共有していますから、粛々と基本政策協議を進めていくということになります。


Q: 今日の集団的自衛権に関する与党協議の中で、15事例というものが示されました。その中で代表として受け止めを。


A: これは私が従来申し上げている通り、個別具体的ケースを精査していくべきだと。そういった15事例が本当に起こりうる現実可能性のあるケースであって、かつそれが日本の安全保障上非常に重大なクリティカルな事態であるのかどうか、それがまず1点です。 その意味で多少こじつけ的な架空の事例が入っているような感じがしますけれど、ここは精査しないとわからないので、15事例についてすべて一個一個検討していきたいというふうに思います。


その上で基本的な我々の立場は、自民党政権を含む歴代政権が行ってきた憲法解釈というのは、憲法上の歯止めであって、当然のことながら何十年もいやしくも続いてきた以上、当然尊重されるべきだと。 ですからそれを変えようというのであれば、変えようとする安倍政権に重い挙証責任があるので、それを理屈だとか精神論だとか一般論ではとてもではないけれど納得を国民はしないので、個別具体的事例に則して論証すべきだと。 そういう意味で15事例が出てきた事自体は評価したいというふうに思います。


ただ私が見るところ今の時点では個別的自衛権、或いは警察権の解釈をより現実的に軍事のオペレーション、軍事技術の発展等に照らして検討していけば、従来の憲法解釈を変えなくても個別的自衛権、警察権の解釈の適正化で対応できるのではないかと思っていますが、この点も15事例を精査しないと結論は出ません。 これも今日決めましたが、維新さんとの間で早速自公が行っているような枠組みを作って、個別的ケースを具体的に両党で精査していこうということになりました。 近々そういう場が設定され、これも柿沢政調会長中心に維新さんも政調会長を窓口に、そういった検討作業が進んでいくのだろうというふうに思います。


Q: 集団的自衛権に関して、明日予算委員会の集中審議の質問に立たれると思うのですが、明日はどういった事をお聞きしようかと思ってますか。


A: 今申し上げたような私の基本的な考え方を述べつつ、安倍総理の見解を問いたい。まだ考え中なのですが、確かめないといけないのは、まず安倍総理は集団的自衛権をフルに認めるということではないのですねと。 芦田修正論というのはとらないと明言されたのでね。 ですからそういう意味では憲法解釈上も集団的自衛権の限定容認であって、それを蟻の一穴として将来フルレンジで集団的自衛権を認めようという主旨ではありませんね、というのは是非確認をしたいと思います。


その上で、限定容認か個別的自衛権の解釈の適正化かということは、個別的ケースでやっていくんでしょうねと。 ですから個別的具体的ケースは、私なりの理論付けというか法解釈でいけば従来の憲法解釈でいけますよと。 何故それを飛び越えて、こういった国論を二分するような問題で火種を提供するのですか、というような観点から具体的な議論はしたいのですが、25分ですからね。


安保法制懇が個別的自衛権の解釈の適正化は国際法違反だと断じたところは、国民を惑わす詭弁であるということははっきり申し上げたいと思います。 国連報告の義務があると言うんですね、国際法上。しかしこれは個別的自衛権、集団的自衛権両方認めている国際社会で、個別的自衛権を多少解釈を変えて集団的自衛権の領域に踏み込もうが、これは国際社会からはどうでもいいことで両方共適用ですからね。 こんなことで国民をたぶらかす安保法制懇の識者とはなんたるもんや、というのはちゃんと明らかにしたいというふう思います。


Q: 今日の政調会長同士の会合ですが、これは都内で行われて、維新側からは文言の変化というのは...


A: 詳しいことは政調会長に聞いてください。今ちょっと立ち話でちょっと聞いただけなんでね、今終わったばかりで。それ以上のことは私は知りませんので。

(了)

代表記者会見(5/20)
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