野田、枝野両候補は、「食料品消費税0%」の代替案で「給付付き税額控除」を提唱されています。低所得者に税を還付する仕組みです。私も将来の消費税の逆進性緩和のための制度設計としては賛成です。
ただ、その前提は、マイナンバーカードで個人の所得と資産を正確に把握することであり、今のカードへの紐付け情報がそれに程遠いことは言うまでもありません。そう、その実現には、まだまだ時間がかかるのです。目の前で苦しむ国民生活を救う即効性のある対策ではありません。
我が党は「消費者、生活者、働く者」の立場にたつ政党です。私の言う「分配なくして成長なし!」も含め、それに相応しい政策を選挙で訴えられなければ、この政党の将来はないと思います。
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