党内勉強会の常任顧問に就任し講演をいたしました
2023年4月30日 活動報告 tag:
4月27日、党内勉強会で「税金一揆を起こそう!」と題して講演しました。
その勉強会の名称は「不公平税制の抜本的見直しにより財源を捻出する会」。私も常任顧問に就任しました。
その狙いは、わが国が直面する最大の課題の一つである「少子高齢化」。これから、医療や介護、年金、子育て等の社会保障費が益々増大する中、その財源をどう確保するしていくか、にあります。
政権・与党は、それをまかなうために「消費税は社会保障の財源」と言い募り、累次の消費税増税を断行してきました。しかし「逆進性」、すなわち、低所得者ほど重税感のある消費税を所得再配分機能もある社会保障費に充てるというのは自己矛盾ではないでしょうか。こんなことを言っている国はひとつもありません。
また、消費増税がGDPの6割弱を占める「消費」を減退させ、経済成長の足を引っ張ってきたことも事実です。
税には、あたり前のことですが、消費税だけでなく所得税もあれば法人税もあります。しかし、なぜか、自民党は超大企業や超富裕層に支えられてきた政党だからなのか、何か財源を求められれば「消費税一本鎗」の「一本足打法」。
消費税を増税しながら、所得税の最高税率引き下げや法人税減税を行ってきた結果、消費税導入時に目的とした「直間比率の見直し」も行き過ぎ、今や、「あまりにも不公平な税制」が「格差社会」を助長する大きな要因にもなっています。
この勉強会は、こうした「不公平税制」を改め、担税力に応じて負担を求める「公平・簡素・納得の税制」を実現することで、新たな財源を生み出していきたいと考えています。
そして、それを内外に発信し、各種政策展開に「しっかりとした財源を示せる責任政党」として、政権交代への国民の皆様の理解を得てまいりたいと考えています。
これから、随時、私が当日講演した内容をここにアップしていきたいと思っています。皆さん、もっと怒りましょう!
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